ボランティアフェスティバルに参加しました

2023年10月15日(日曜日)
一宮スポーツ文化センターにて「ボランティアフェスティバル2023」が開催されました。
同フェスティバルはコロナ禍を乗り越え4年ぶりの開催です。
当視覚部も障害者パソコン教室「ありんこ」ブースの一角を借りて初出展しました。
活動内容を紹介したポスターを貼り、役員2人で視覚部の宣伝をしました。

80代男性Sさんが訪ねて来られ、視覚部会員のTさんとWさんが応対しました。

妻が目が見にくくなって生活に困っている、生活の工夫がわかるDVDはないか。
相談支援センターに行ったが、良い情報は無かった。
名古屋ライトハウスにも行った。

アイホンというスマホが音声に対応していて、視覚障害の人にはとても便利、
「ありんこ」という障害者向けパソコン教室で学べる。
名古屋市八事にある名古屋市総合リハビリテーションセンター視覚支援課で生活の仕方を学ぶ事ができる。

他団体のブースを回り、市内のボランティア団体と交流しました。


2つの団体を紹介します。

1、傾聴ボランティア「みみの木」さんを訪問しました。
「みみの木」さんは、コロナ禍の自粛期間を終え、今再び老人施設や個人宅を訪問し、傾聴活動を再開されました。
私も初めて傾聴の体験をしました。
「みみの木」のUさんと向かい会い、私の話を聞いていただきました。
とても話しやすかったです。

2、次に朗読グループ「ききょう」さんを訪問しました。
 私も宮沢賢治の作品を一節を朗読し、その再生を聞いてみました。
自分の声を聞くのはなかなか気恥ずかしかったです。
 言葉の抑揚も教わりました。「橋」「箸」「端」と自然に抑揚を使い分けているが、抑揚が全て微妙に違います。
標準語と方言の間では、同じ単語でも、抑揚が違い、朗読のグループの方は標準語の抑揚で朗読するよう注意しているそうです。
さらに、読点(、,)について教わりました。
読点がないと意味の区切りがわかりにくい場合があるそうです。
しかし、作者によっては読点を使ってない場合があり、朗読のグループの方は意味を考え、読点があるつもりで間を開けて朗読されているとのことです。

このほか、点訳グループ「ききょう」さんや、身体障害者福祉協会さんや子供会さんなどを訪問しました。
こうして、様々なボランティア団体を訪問し、各団体の活動に触れることができました。

まとめ
来場者の殆どがスタンプラリーを目指したお子さんと親御さんでした。
来年度は、お子さん向けには「視覚障害者あるあるクイズ」をつくり、
視覚障害について知ってもらおうと思います。
また、今回交流できなかったボランティア団体へも来年度は訪問し親睦を深めたいと思います。

視覚部のコーナーで来場者と話す役員

 
↑来場者と対話する役員
↓今回使用したポスター

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